2005年02月20日

英雄と名刀と

 2月20日の 中日新聞からです。

 平安〜江戸末期の名刀を一堂に

  平安から江戸時代末期までを中心にした名刀を一堂に集めた展示「いま甦(よみがえ)る武人(もののふ) の心 日本の刀 赤羽(あかばね)刀から観る刀剣の歴史と美」が19日、四日市市安島の市立博物館で始まった。3月21日まで。

 面白そうな催し物です。近場であったら、絶対に行ってますね。記事によると、かの有名な「正宗」や「村正」 もあるそうです。

 「正宗」といえば、伊達政宗と「正宗」にまつわる、こんなエピソードがあるのをご存知でしょうか?

 ある時、江戸城内で某大名が「伊達殿は正宗をお持ちでしょうか?」と尋ねました。その当時、政宗は62万石の大大名。 各下の相手に見栄を張り、つい、持っていると答えてしまいました。

 その後、政宗は大急ぎで蔵の中を調べさせたものの、正宗はどこにもありません。そこで政宗は、 正宗によく似た刀を正宗と言い張る事にしました。しかも、「正宗」 と銘を刻ませる程の念の入れようです。

 後日、件の某大名とばったり会った政宗は、「これが、私の正宗です」とその刀を見せました。某大名はわざとらしい 「正宗」の銘を見て、不審に思いました。が、大大名である政宗の刀の真贋をただすことなどできません。ましてやこの時代、 大名の所蔵する刀の真贋をただすということは、斬られても仕方ない程の無礼とされていました。

 そんな訳で、某大名はついに偽正宗だと指摘する事ができませんでした。英雄政宗の意外なエピソードでした。

 (中日新聞

posted by Dai at 21:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 日本史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
政宗の正宗・・・
いかにも政宗らしいエピソードですね。
虎哉禅師に仕込まれた「へそまがり」振りを発揮してますねぇ(笑)

刀といえば、箱根武士の里美術館で5尺5寸(だったかな)というバカデカイ刀を見たことが・・・
あんなデカイの振り回されたらひとたまりもないだろうな。。。
私の身長より大きい(。><)
Posted by tohfucat at 2005年02月21日 05:59
五尺五寸!並の人には扱えないであろう、ものすごい刀ですね…。
誰が使っていたのか、気になるところです。
Posted by Dai at 2005年02月22日 01:41
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